アップルが米国に引き続き、日本国内でも3月3日にプレス向けイベントを開催した。進行は同日深夜に行われた米国でのイベントをビデオを上映、その後ハンズオンとして実機に触る機会が設けられた。残念ながら本イベントでは日本独自での発表や質疑応答といったパートはなく、iOS4.3へのアップグレードにより実装された「パーソナルホットスポット」機能についてのコメントはなかった。
用意されていたのはWi-fiおよびWi-fi+3Gタイプで、ブラック(黒)とホワイト(白)のいずれも触ることができた。日本のTwitterのタイムラインでは「お風呂のフタ」と話題になっていたiPad 2 Smart Coverも各色各タイプが用意され、ポリウレタンとレザー製それぞれの質感なども確かめることができた。
なお、iPad 2 の発売は米国が3月11日、日本では3月25日と発表されている。
▼ビデオ上映はアップルストア銀座の3階シアターで行われた
※16:00追記
同日、ソフトバンクモバイルは、「iPad 2」のWi-FiモデルとWi-Fi+3Gモデルの発売を発表した(発表資料)。発売日は3月25日を予定。広報部によれば、料金プラン、取扱い店舗などの詳細については、後日決まり次第発表するとしている。
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▼ビデオによるデモ終了後、5階に実機のハンズオンコーナーが設けられた。二つある部屋はいずれもプレスでいっぱいに。
▼実機は一部屋辺り数台しかなく、撮影するのも一苦労。デモ画面を数人で囲みながらのぞき込む。
▼ブラック(黒)とホワイト(白)を2台並べたところ。ディスプレイはガラストップで硬質な感じがする。裏面はどちらも同じシルバー仕上げ。
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▼強力なマグネチックヒンジでiPad本体に着脱できるiPad 2 Smart Coverは全部で10色。いずれも裏面はマイクロファイバー製で画面をクリアに保てるようになっている。
▼Apple Digital AVアダプタを装着したところ。HDMI出力と充電/コネクトが同時にできる形状になっている。
▼Wi-Fiモデルの裏面。カメラは3Gタイプ共に左上に付いている。
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▼3Gモデルの裏面とmicroSIMカードのスロット。現行品と仕様はほとんど変わらない。
▼横のスイッチで音声ミュートや画面切り替えロックもできるようになった。
▼3Gのモバイルデータ設定画面。
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登録はこちらフリーランスライター。大阪のマーケティング会社勤務を経て独立。主にデジタル業界を中心に国内外イベント取材やインタビュー記事の執筆を行うほか、本の企画編集や執筆、マーケティング業務なども手掛ける。掲載媒体に「月刊journalism」「DIME」「CNET Japan」「WIRED Japan」ほか。著書に『ロンドンオリンピックでソーシャルメディアはどう使われたのか』などがある。