【図・グラフ】中国3Gサービス加入者の「指数関数的な増加」
2011.08.03
Updated by WirelessWire News編集部 on August 3, 2011, 09:47 am JST
2011.08.03
Updated by WirelessWire News編集部 on August 3, 2011, 09:47 am JST
このところ、iPhoneやAndroid端末などとの絡みから、中国の携帯電話市場についての話題を採り上げた記事が英語のニュースサイトやブログでも増えてきている印象があるが、これもそんな話のひとつ。
金融系調査会社コナコード・ジェヌイティ(Canaccord Genuity)のT・マイケル・ウォークリー(T. Michael Walkley)氏というアナリストが、急成長の段階に突入した中国の3Gサービスについてまとめたデータを、AllThingsDが紹介している。
[出典:AllThingsD]
注意したいのはこの棒グラフが月別のデータを示していること -- とくに成長率が月ごとに増加している点で、今年前半の増加率だけみても、6.07%(1月)< 6.49%(2月)< 7.07%(3月) < 7.62%(4月) < 8.23%(5月) < 9.12%(6月)となってきている。よく形容句として使われる「指数関数的な(伸び)」というのはまさにこういう増え方を指すのかと感心してしまう。
この急成長の結果、2010年の4月までは2000万人に満たなかった3Gユーザー数は、その後14ヶ月の間に約4倍の8000万人弱まで増加。まだ携帯電話加入者全体の1割にも満たないとされる3Gユーザー数だが、この勢いがつづけば、案外短期間に相当な割合まで達するという可能性も考えられよう。ただし、端末の価格や通信料金など現実的な制約事項もあるはずで、一気に100%まで突き進むという可能性も低そうに思えるのだが、はたしてどうなるのだろうか。
【参照情報】
・China at a Smartphone Inflection Point - AllThingsD
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