既存iPhoneユーザーの約9割が次の買い換え時にもやはりiPhoneを選ぶと考えていることが、投資銀行UBS系列の調査会社が実施した調査で明らかになった。

[情報元：UBS Investment Research / 出典：Apple Insider]

UBS Investment Researchが発表したこの調査結果（対象は世界各国の515人、8月に実施）によると、現在と同じメーカーのスマートフォンを次も購入すると答えた回答者の割合は、1位がアップル（89%）、以下に2位HTC（39%）、3位リサーチ・イン・モーション（RIM：33%）、4位サムスン（28%)、5位モトローラ（25%）、6位ノキア（24%）となっている。なお前回（18ヶ月前）の調査では、RIMは62％、またノキアは42%をそれぞれ記録していたという。

OS別では、Androidユーザーの55%が次も同OS搭載端末を購入すると回答、いっぽう次はiPhoneを購入するとした回答者も31%に上った。またiPhoneについては、次は別のメーカー（の製品）を選ぶとした回答者の半数以上がiPhoneを挙げたいっぽう、iPhoneから他社製品への乗り換えを検討している者は10%にすぎなかったと、この話を採り上げたApple Insiderは記している。またGigaOMでは、既存iPhoneユーザーの内訳に関し、他社製品への買い換え予定と答えた者が全体の6%、未定とした回答者が4%との数字を紹介している。

【参照情報】
・Apple's iPhone has 89% retention rate, next nearest hardware is HTC at 39% - Apple Insider
・89% of iPhone Users Plan to Stick With Apple (RIM's a Different Story) - ReadWriteWeb
・iPhone owners very loyal, BlackBerry not so much - GigaOM