スマートフォン契約者シェア、AndroidがiPhoneの2倍に - 米6〜8月(ニールセン調査)
2011.09.28
Updated by WirelessWire News編集部 on September 28, 2011, 08:30 am JST
2011.09.28
Updated by WirelessWire News編集部 on September 28, 2011, 08:30 am JST
米調査会社ニールセン(Nielsen)は米国時間26日、8月に実施した米国スマートフォン市場に関するレポートを発表したが、このレポートによるとスマートフォン利用者全体に占めるAndroidユーザーの割合は43%と7月の40%からさらに増加。その一方で、マイクロソフト(Mircrosoft)のWindow Mobile/Phone端末やHPのPalm端末など「その他」のシェアが13%から11%に減少したという。また、iOS(iPhone)のシェアは28%で6月・7月と変わらず、RIMのBlackberry端末についても前月比1%減の18%にとどまっている。
[出典:Nielsen]
いっぽう、6〜8月の間にスマートフォンを購入したユーザーのOS別シェアでは、1位のAndroidが56%と、iPhone(28%)の2倍に達している。ただし、iPhoneについてはこれまで新機種登場や取り扱いキャリアの追加などがあった後には大きくシェアを伸ばしてきていることから、10月4日の発表がほぼ確定したiPhone 5の発売が見込まれる10月には、この数字も大きく変わる可能性が高いとニールセンでは指摘している。
なお8月時点では、米国の携帯電話利用者の43%がスマートフォンのユーザーで、新規契約者に限るとその割合は58%に達しているという。
【参照情報】
・In U.S. Market, New Smartphone Buyers Increasingly Embracing Android - Nielsen
・Nielsen: Android is gaining market share but not at the expense of Apple - 9to5 Google
・Android adoption doubled iOS over past three months, Nielsen finds - BGR
・米のスマートフォン所有率、携帯電話ユーザーの40%に - Androidが40%(ニールセン調査)
・米スマートフォン市場、OS別ではAndroidが、メーカー別ではアップルがそれぞれ首位に(ニールセン調査)
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