サムスン、フレキシブル・ディスプレイ搭載端末を来年にも発売へ
2011.10.31
Updated by WirelessWire News編集部 on October 31, 2011, 13:14 pm JST
2011.10.31
Updated by WirelessWire News編集部 on October 31, 2011, 13:14 pm JST
サムスン(Samsung)は28日(韓国時間)に行った決算発表のなかで、曲げたり丸めたりできるAMOLEDディスプレイを搭載した製品を来年にも投入する考えであることを明らかにした。
サムスンは今年6月に、フレキシブルなAMOLEDディスプレイの量産を2012年にも開始すると発表、この際に同ディスプレイを搭載するスマートフォンの投入も示唆していた。今回の発表のなかで同社広報担当のロバート・イ(Robert Yi)氏は、「フレキシブル・ディスプレイについては2012年中の投入を見込んでおり、できれば前半に行いたいと考えている」とし、「まずは携帯端末から搭載されることになるだろう」と付け加えたという。
サムスンのこのフレキシブル・ディスプレイは、従来の液晶ディスプレイに使われているガラス基板の代わりにポリミイド・プラスティック基板(polyimide plastic substrate)を使用。さらにAMOLEDディスプレイであるためバックライトも要らないことから、スマートフォン以外にも、タブレットや時計、さらには家庭の照明などさまざまな用途が考えられると、Slashgearでは指摘している。
【参照情報】
・Samsung to Sell Phones With Flexible Screens Next Year - PCWorld
・Samsung flexible display phones & tablets in 2012 - Slashgear
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら