【図・グラフ】Skypeの音声通話&IM、端末ごとのデータ量比較
2011.11.08
Updated by WirelessWire News編集部 on November 8, 2011, 13:08 pm JST
2011.11.08
Updated by WirelessWire News編集部 on November 8, 2011, 13:08 pm JST
「Skype」をつかった通話やIM(チャット)でも、端末(アプリ)の違いにより、ネットワークにかかる負担は最大40%近い開きがある・・・。米Mu Dynamicsという調査会社がちょっとめずらしいテストの結果を公表している。
[出典:Skype通話のデータ量比較 - GigaOM]
[出典:Skype IMのデータ量比較 - GigaOM]
同調査会社は、このテストでiPad、iPhone 4 (iOS 4)、Android端末 (Sprint Nexus S 4G)、MacBook (Mac OS X 10.6)、PC (Windows 7)でのSkpeアプリのデータ量を比較。その結果判明した事柄として、次のような点を挙げている。
上記グラフの横軸("Operator-Friendly")がネットワーク事業者向けで比較的わかりやすいいっぽう、縦軸("Consumer-Friendly")は固定線・携帯通信とも定額制がほぼ基本前提となっている日本のユーザーにはちょっとピンと来ないかもしれない。また、そもそも端末毎の登録ユーザー数/使用頻度の内訳や、基本単位(1通話/1メッセージ)あたりの平均データ量がどれくらいなのかなども知りたいところだが、そうした情報は見あたらない。
しかし、Skypeだけをとってもすでに1億7000万人を超える登録ユーザーがいるとされ、同時利用者の数も最大で3000万人を超えているということから、こうした類のデータが今後さらに意味を持つようになると思える。
Mu Dynamicsではこの結果をもとに、アプリ開発者、端末メーカー、ISP間の強力を促していきたいとしているという。
【参照情報】
・For ISPs Skype sounds better on iPads, worse on MacBooks
- GigaOM
・Mu Dynamics Reveals Skype on Mac (OS X) Costs at Least 28% More for Consumers and Operator Networks Than on iPhone, iPad, Android, or PC
- Mu Dynamics
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