米スマートフォンOSシェア、Androidが45%、iPhoneは27%に - 7-9月期(コムスコア調査)
2011.11.08
Updated by WirelessWire News編集部 on November 8, 2011, 16:37 pm JST
2011.11.08
Updated by WirelessWire News編集部 on November 8, 2011, 16:37 pm JST
米市場調査会社コムスコア(comScore)が、7-9月の米携帯電話市場に関する調査の結果を発表しているが、それによると同期間中の端末メーカー別シェアでは、サムスン(Samsung)が前期(4-6月)に続いて首位を守ったいっぽう、スマートフォンのOS別ではAndroidのシェアが続伸したという。
この調査は、米携帯電話利用者3万人を対象に行ったものだが、9月時点での米加入者数(13歳以上)はあわせて2億3400万人となった。
[出典:comScore]
フィーチャーフォンなども含めた端末メーカー別シェアでは、サムスンが25.3%で前期と変わらず首位、これに続くLG電子、モトローラ(Motorola)はいずれも0.7%ずつ減少、さらにRIMはマイナス0.8%と大手5社のなかでもっともシェアを落としている。また、アップルは前期比1.3%増で、今回初めてシェアをふた桁台に載せた。
[出典:comScore]
OSプラットフォーム別では、首位のグーグル(Android)が4.6%増、つづくアップル(iOS)も0.8%増となったのに対し、RIM、マイクロソフト、ノキア(Symbian)はいずれもマイナスを記録。なかでもRIMは4.6%減で、この分がそのままAndroidに流れた格好だ。
Android、iOSの2強がさらに勢力を伸ばすという構図はしばらく前から変わっていないが、今回の調査は対象期間がちょうど「iPhone 4S」発売前となったことから、同製品が発売された10月以降にこの数字がどれほど変化してくるかに、次の注目が集まる
【参照情報】
・comScore Reports September 2011 U.S. Mobile Subscriber Market Share - comScore
・comScore: One in ten people over 13 in the U.S. own an iPhone - and that was before iPhone 4S came along - 9to5 Mac
・Android now accounts for nearly 45 percent of U.S. smartphone users - Inforworld
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