マイクロソフト、予告通りWindows 8のプレビュー版をリリース
2012.03.01
Updated by WirelessWire News編集部 on March 1, 2012, 11:22 am JST
2012.03.01
Updated by WirelessWire News編集部 on March 1, 2012, 11:22 am JST
マイクロソフト(Microsoft)は29日(米国時間)、スペインのバルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2012」で、同社の次期OS「Windows 8」の一般向けプレビュー版を披露した。
この「Windows 8 Consumer Preview」は同社ウェブサイトからダウンロード可能。現在Windows 7が動作しているハードウェアでは問題なく動作するという。
Windows 8の最大の特徴は「メトロ」(Metro)という新しいユーザー・インターフェイス(UI)で、パソコンやタブレット、スマートフォンで共通化が図られている。画面上の「タイル」にはさまざまな情報が随時更新・表示される。また、Windows95以来の採用されてきたスタートボタンに代わり、右側に表示されるアイコンと、アプリ検索機能で簡単に操作できるようになっている。さらに従来のマウス、キーボード操作に加えて、スワイプ・スライド・ズームなどタッチスクリーンでの操作も可能となった。
そのほか、スカイドライブ(Skydrive)との連携を強化したクラウド機能により、どの端末からもデータにアクセスすることができる。またMetro UIを採用した新たなアプリケーションを提供するWindows Storeも用意される。
従来のパソコンからスマートフォンやタブレットへとコンピュータ機器の主流がシフトする中で、モバイル分野でアップル(Apple)やグーグル(Google)の後塵を拝するマイクロソフトにとって、「Windows 8はこれまでで最も重要なOSとなる」といった見方がさまざまな媒体で指摘されている。
【参照情報】
・Introducing Windows 8 Consumer Preview - Windows Experience Blog
・Windows 8 Consumer Preview hands-on - The Verge
・6 features that make Windows 8 a tablet contender - GigaOM
・Why Windows 8 is Microsoft's most vital launch in years - GigaOM
・マイクロソフト、Windows 8 OSの「コンシューマープレビュー」版を2月29日に公開へ
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら