スマートフォン保有率、米国でも約半数に(PEW調査)
2012.03.05
Updated by WirelessWire News編集部 on March 5, 2012, 12:25 pm JST
2012.03.05
Updated by WirelessWire News編集部 on March 5, 2012, 12:25 pm JST
米国のスマートフォン所有者が、携帯電話加入者全体の約半数に達したことが、ピュー・インターネット・リサーチ(Pew Internt & American Life Project)の新たなアンケート調査から明らかになった。
[出典:GigaOM]
この調査は米国の成人2253人を対象に、1月20日〜2月19日にかけて行われたものだが、今回発表された調査レポートによると、スマートフォン所有者の全体に占める割合は2011年5月の35%から、2012年2月には46%まで増加。また携帯電話サービス加入者の53%がスマートフォンを使っているという。
また、スマートフォン所有率が最も高かったのは若い世代で、18〜29歳の所有率は66%、25〜34歳の所有率は71%。それに対し、65歳以上の世代の所有率は昨年から2%しか増えておらず、13%にとどまったという。
年収別では、7万5000ドル以上のグループがスマートフォン所有率が最も高く68%。また大学卒業者の60%がスマートフォンを所有。いっぽう、人種別では白人の所有率が45%であるのにに対し、アフリカ系とラテン系の所有率はそれぞれ49%とやや高くなっている。
OS別では、Android端末利用者が20%、iOSが19%、BlackBerryが6%、Windowsは2%となり、この割合は昨年からあまり変化していないという。
なお、米調査会社フォレスター(Forrester)の予測によると、全世界のスマートフォン所有者は2016年に10億人を突破しそうだという。
【参照情報】
・U.S. smartphone ownership eclipses feature phones - GigaOM
・Smartphones Outnumber Feature Phones in U.S. for First Time - Time
・Nearly half of American adults are smartphone owners - Pew Internet Reseach
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