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Androidタブレットの市場シェア、過半数に迫る勢い - 2011年10-12月(米IDC調べ)

2012.03.15

Updated by WirelessWire News編集部 on March 15, 2012, 10:42 am JST

米調査会社IDCから、2011年第4四半期における世界のタブレット市場に関する新たな調査結果が発表されている。

IDCの調査によると、同期のタブレット販売台数シェアは、アップル(Apple)の「iPad」が54.7%まで低下したものの依然として首位に(前四半期のシェアは61.5%)。それに対し、同期中に発売されたアマゾン(Amazon)「Kindle Fire」は推定470万台が出荷され、16.8%のシェア獲得、さらにその影響からAndroidタブレットのシェアは前期の32.3%から44.6%まで増加したという。

同期のタブレット出荷台数はあわせて2820万台となり、前年同期比で155%増加、また前四半期と比べても56.1%の増加を記録。この市場全体が成長を受け、シェアを落としたiPadも、販売台数自体は前期から430万台増加(販売台数はQ4が1540万台、Q3は1110万台)。「新型iPad」の発売などの影響もあり、iPadの販売台数は今後も大幅増加が見込まれるという。

ただし、中・長期的にはタブレット市場でもAndroid端末が優勢になり、2015年には台数でiPadを上回るとIDCは予測している。同社は主な要因としては、さまざまなメーカーから比較的低価格の端末が登場してくることを挙げている。

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[IDC]

なお、電子書籍端末については、2011年第4四半期に全世界で1070万台が出荷され、前年同期の650万台から5割ほど増加したという。また2012年もアマゾンやバーンズ&ノーブル(Barnes & Noble)の製品を中心に成長を続け、北米以外の地域にも市場が拡大していくとの見方を示している。

【参照情報】
Media Tablet Shipments Outpace Fourth Quarter Targets; Strong Demand for New iPad and Other Forthcoming Products Leads to Increase in 2012 Forecast, According to IDC - IDC
Apple falls to 54.7 percent tablet marketshare in Q4 2011 following Kindle Fire launch, says IDC - The Verge
Apple Retains Majority of Tablet Shipments in 4Q11 as Kindle Fire Drives Android Momentum - MacRumors

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