2012年のタブレット販売台数、前年比2倍の1億1890万台に(米ガートナー予想)
2012.04.11
Updated by WirelessWire News編集部 on April 11, 2012, 10:09 am JST
2012.04.11
Updated by WirelessWire News編集部 on April 11, 2012, 10:09 am JST
米調査会社ガートナーから2012年のタブレット市場に関する新たな予測レポートが発表されている。この報告によると、2012年のタブレット端末の販売台数は世界全体で1億1890万台となり、昨年の約2倍に増加するという。
[Gartner]
OS別では、アップル(Apple)のiOSが約7300万台(市場シェア61.4%)と引き続き優勢だが、アマゾン(Amazon)の「Kindle Fire」をはじめとするAndroidタブレットも約3800万台(同31.9%)に成長。販売台数が増加する中で、2016年にかけてiOSのシェアが徐々に低下し、同年の時点ではiOSが約1億7000万台に対し、Androidが約1億3800万台になるという。
いっぽう、「Windows 8」の投入を控えるをマイクロソフト(Microsoft)のシェアは今年が約4860万台(同4.1%)で、これが2016年には約4億3600万台に増加。同じくRIMのQNX(BlackBerry PlayBookに搭載)も2011年の約80万台から今年は約264万台に、そして2016年には約1800万台になりそうだという。
なお、タブレット端末全体に占める法人向けの販売は2015年に35%と予想されているが、ただしこのなかでいわゆるBYOD(Bring Your Ownd Device:私物を職場に持ち込んで使うこと)がどの程度の割合を占めるかは不明。それでも、法人市場にフォーカスするベンダーには大きな脅威となると指摘している。
【参照情報】
・Gartner Says Worldwide Media Tablets Sales to Reach 119 Million Units in 2012 - Gartner
・Apple Of Our Eye: Gartner Predicts 665 Million Tablets In Use By 2016, Over 45% Of Them iPad Devices - TechCrunch
・Windows predicted to grab just 4 percent of tablet market in 2012 - CNET
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