電気通信事業者協会(TCA)は2012年5月9日、2012年4月の携帯電話・PHSの事業者別契約数を発表した。携帯電話の純増数では約27万で首位のソフトバンクモバイルに、2位のKDDIが約24万とかなり接近する勢いを見せた。UQコミュニケーションズのWiMAXサービスも20万近い純増を記録している。
携帯電話のNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3社合計の契約数は前月比0.5%増の1億2482万9000となった。事業者別の純増数はソフトバンクモバイルが27万2700で首位、KDDIが24万400と僅差で続き、NTTドコモは12万8300にとどまった。NTTドコモはXiが31万3400の純増で累計を253万8400まで伸ばした一方、FOMAが18万5100の純減となった影響が大きく、純増数を伸ばせなかった。
PHSはウィルコムが4万1400の純増で、累計を459万7800に伸ばした。ブロードバンドワイヤレスアクセス(BWA)は累計が前月比10.2%の伸びで253万1600になった。内訳は、UQコミュニケーションズが19万4900の純増で累計が246万600、Wireless City Planningが4万300の純増で累計が7万1000となった。
【報道発表資料】
・2012年04月末現在 事業者別契約数
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