スマートフォン保有者、米携帯電話市場でも過半数に(ニールセン調査)
2012.05.08
Updated by WirelessWire News編集部 on May 8, 2012, 10:22 am JST
2012.05.08
Updated by WirelessWire News編集部 on May 8, 2012, 10:22 am JST
米調査会社ニールセン(Nielsen)が新たに発表した調査レポートによると、米国人の携帯電話利用者の半数以上がスマートフォンを使っているという。
この調査は2012年3月に実施したもので、同月時点で調査対象の50.4%がスマートフォンを保有。スマートフォン利用者の割合は昨年12月の47.8%から4%弱の増加となったという。
OS別では、3月時点でAndroid端末の割合が48.5%ともっとも高く、iOS端末(iPhone)は32.0%、RIMのBlackBerryは11.6%、マイクロソフト(Microsoft)のWindows Phoneは1.7%で、Windows
Mobileの4.1%の半分以下となっている。
人種別では、マイノリティーのスマートフォン保有率が高く、アジア系が67.3%、ヒスパニック系が57.3%、アフリカ系が54.4%となったいっぽう、白人のスマートフォン保有率は44.7%にとどまっている。ニールセンはこの理由について言及していないが、IT系ブログTechCrunchでは、白人ユーザー層への携帯電話普及が他の人種に比べて早い時期から始まっていたため、スマートフォンへの買い替えが遅れた結果ではないかと推測している。また男女別にみると、女性のスマートフォン保有率が50.9%、対する男性は50.1%と、女性のほうがやや高くなっている。
【参照情報】
・America's New Mobile Majority: a Look at Smartphone Owners in the U.S. - nielsenwire
・Nielsen: Smartphones Used By 50.4% Of U.S. Consumers, Android 48.5% Of Them - TechCrunch
・In U.S., Slightly More Women Than Men Are Using Smartphones - AllThingsD
・Nielsen: Smartphone owners surpass 50 percent mark - ZDNet
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら