グーグル、「Google Glass」のデザイン特許を取得
2012.05.16
Updated by WirelessWire News編集部 on May 16, 2012, 11:19 am JST
2012.05.16
Updated by WirelessWire News編集部 on May 16, 2012, 11:19 am JST
グーグルが、現在研究を進める拡張現実プロジェクト「Project Glasses」に関し、昨年10月にデザイン特許を取得していたことが明らかになった。
この特許「D659,741号」の名称は「wearable display device frame」となっているが、イラストを見てもわかるように肝心のレンズ部分は点線で表されており、特許外であることがわかる。取得した特許はデザイン特許であるため、グーグルが特許権をもつのはフレーム部分と端末の全体的な構成のみだという。
この話題をいち早く報じたEngadgetによると、米特許商標局のデータベースには、Project Glassに関し、D659,741号の他にも2つのフレームデザインに関する特許が登録されているという。
Project Glassesの取り組みを進める「Google X」の創設者の一人で開発責任者のセバスチャン・スラン(Sebastian Thrun)氏はCNETに対し、「Google Glassの機能やユーザーインターフェースがどのようなものになるのかを明らかにするのは時期尚早」としており、6月後半に開催されるGoogle I/OカンファレンスでGoogle Glassが発表される可能性は低いという。
【参照情報】
・Google Wins Patent for Project Glass - Bits (NYTimes)
・Google patents Project Glass AR glasses design - The Verge
・No Terminator-style overlays in first batch of Google Glasses - CNET
・Those suave Google glasses are now patent-protected - Engadget
・「Google Glass」続報 - サーゲイ・ブリン氏が試作品装着し公の場に
・【動画】グーグルの秘密プロジェクト「Google Glass」がついに公開に
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