【図・グラフ】増加を続けるMVNO事業者 - 現在世界に812社
2012.06.05
Updated by WirelessWire News編集部 on June 5, 2012, 11:39 am JST
2012.06.05
Updated by WirelessWire News編集部 on June 5, 2012, 11:39 am JST
「所変われば品変わる」ではないが、世界の各地域で、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)の数が増加しているという。下記のグラフはGigaOMで見つけたもので、情報源はGSM Association (GSMA)関連の調査会社Wireless Intelligence。
[GigaOM]
上記のデータは5月時点のもので、大半(526社)は欧州の事業者だが、アジア太平洋地域で106社、また北米地域でもあわせて73社にもなっているという。
事業化・存続がなかなか難しく一時は姿を消しつつあったとされるMVNOだが、ここ数年は増加に転じている。この背景には、より低料金のサービスを求めるユーザーのニーズに焦点をあてた米リパブリック・ワイアレス(Republic Wireless)やフリーダムポップ(FreedomPop)といったベンチャー企業の登場とともに、自前の通信インフラを持つ大手事業者側でも、手間のかかるリテールユーザーのサポートが不要で、かつ追加の売上を見込めるMVNOへの卸売を歓迎する思惑などもありそうだ。
【参照情報】
・It's a big, big world of MVNOs: 812 and counting - GigaoM
・携帯通信サービスもフリーミアムで - 米フリーダムポップ、iPhone用モデム付きケースの予約を開始
・月額19ドルで「使い放題」の無線通信サービス - 米ベンチャーが発表
・フランス携帯通信業界を騒がすフリーの「価格破壊」(編集担当メモ)
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