エリクソン(Ericsson)が公開した「Traffic and Market Report June 2012」という調査レポートのなかから、GigaOMが2つのグラフを紹介している。
ひとつめは、今年第1四半期の携帯通信加入者の状況についてのもの。
内側の円が加入件数で、外側の円は同期中の増加件数(いずれも単位は100万件)。右上にあるとおり総数は62億件、そして増加件数はあわせて1億7000万件(左下)。総数のうち中国10億、インド9億といった数は本媒体でも何度か紹介してきているが、こうしてみるとこの2つの市場、そしてアフリカ(中東を除く:左側の薄い水色部分)での増加数の大きさがやはり目を惹く。逆に北米や西欧市場がすっかり成熟していることもよくわかる。
ふたつめは、見出しにあるとおり2011年から2017年にかけての市場の変化を予測したもの。
さまざまな項目が盛り込まれているが、やはり目につくのは中断の3つーー左から「90億件(2017年の携帯通信契約数)」「15倍(2017年のデータトラフィック、2011年比)」「4G 50%、3G 85%(2017年時点の普及率)」といったところか。
【参照情報】
・Traffic and Market Report June 2012 - Ericsson
・Ericsson: 85% of the world will see 3G/4G in 2017 - GigaOM
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