「新しいiPad」のライバルは「iPad 2」 - 米調査
2012.06.08
Updated by WirelessWire News編集部 on June 8, 2012, 12:14 pm JST
2012.06.08
Updated by WirelessWire News編集部 on June 8, 2012, 12:14 pm JST
「新しいiPad」の発売後も「iPad 2」の売れ行きが堅調、とするある調査結果が発表されている。
Consumer Intelligence Research Partners (CIRP)という調査会社が実施した3月16日〜4月末のiPad販売台数に関する調査によると、同期間中に旧モデルとなったiPad 2の割合が41%を占めていたという。
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アップルはiPadの新機種投入後も、一部の機種を値下げしてiPad 2の提供を続けている。こうした価格政策が奏功し、低価格のAndroidタブレット--アマゾン(Amazon)の「Kindle Fire」などからシェアを奪った結果ではないかとするCIRPの分析結果がATDやForbesで紹介されている。
新型iPadの発表時には「前機種とそれほど大きな違いはない」とする声も聞かれていたので、この結果にはそうした影響もあるかもしれない。しかし、アップル製品では量産効果で得られるメリットが大きい(売価を維持したまま、原価を大きく引き下げられる)ことも考え合わせると、同社としては「してやったり」というところかもしれない。
【参照情報】
・The New iPad's Closest Competitor? The Old iPad. - ATD
・Apple's Biggest Competition For The New iPad: The iPad2 - Forbes
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