サムスン、米で「SAFE」キャンペーン - Galaxy製品の法人導入を促進
2012.06.19
Updated by WirelessWire News編集部 on June 19, 2012, 12:53 pm JST
2012.06.19
Updated by WirelessWire News編集部 on June 19, 2012, 12:53 pm JST
サムスン(Samsung)が米国で「SAFE」(Samsung Approved for Enterprise)という施策を発表した。法人顧客による同社製Androidスマートフォンやタブレットの導入を促すためのこの施策を通じ、アップル(Apple)のiOS端末やRIMのBlackberryへのキャッチアップを図っていく。
サムスンは、SAFEの施策の一環として、私物持ち込み(BYOD)の端末を企業のIT担当者が管理しやすくするための詳細なポリシー設定機能や、強力なデータ暗号化機能、マイクロソフト(Microsoft)「Exchange」のActiveSyncサポート機能や、VPNサポート機能などを提供していくという。
同社はこの第一弾として、最新のフラッグシップ・モデル「Galaxy S III」のSAFE版を米大手携帯通信事業者 - ベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless)、AT&T、スプリント・ネクステル(Sprint Nextel)、T-モバイル(T-Mobile USA)、USセルラー(U.S. Cellular)を通じて来月から提供する予定。また「SAFE2SWTICH」という買い換え促進キャンペーンも実施するという。
この話を採り上げたCNNMoneyでは、グッド・テクノロジー(Good Technology)の実施した調査の結果として、米法人市場でのスマートフォン新規登録台数シェアで、iOS端末が37%、Android端末は26%だったが、Android陣営のなかで最もシェアが高かったのはモトローラ(Motorola)の「Droid」だったと記している。
【参照情報】
・Samsung Makes Galaxy S III and Other Android Devices Enterprise-Ready - ATD
・Samsung wants to make Android safer - CNNMoney
・Samsung launching enterprise-ready Galaxy S III in July - The Verge
・進むモバイル端末の職場持ち込み(BYOD)- BRIC企業がより積極的な理由(米ガートナー調査)
・サムスン、「Galaxy S III」発表 - 4.8インチ画面、4コア・プロセッサ、Android 4.0搭載
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