「MightyText」はAndroid端末ユーザー向けの「iMessage」
2012.06.20
Updated by WirelessWire News編集部 on June 20, 2012, 11:44 am JST
2012.06.20
Updated by WirelessWire News編集部 on June 20, 2012, 11:44 am JST
グーグル(Google)で「AdSense」「AdWords」などの開発に携わった実績を持つ2人の元社員が立ち上げた「MightyText」というサービスが米国時間19日に一般ユーザーに公開され、一部で話題を呼んでいる。
MightyTexを開発したのは、マニーシュ・アローラ(Maneesh Arora)氏とアミット・サンガニ(Amit Sangani )氏というグーグル(Google)元社員。2011年3月に運営が始まった同サービスは、プライベートベータの段階で登録したユーザーがすでに約25万人おり、毎日のメッセージ送信数は200万件に達しているという。
MightyTexでは、ユーザーの携帯電話番号をグーグルアカウントに紐付けることで、PCやタブレットなどあらゆる端末からSMSの送受信や不在着信の確認などが可能になる。ユーザーは自分のAndroidスマートフォンに同アプリをインストールし、パソコンのブラウザには対応する機能拡張を追加することでこのサービスを利用できる。送受信したメッセージはクラウド上に無制限に保存され、ユーザーが利用するあらゆる端末に同期される。
アップル(Apple)は先ごろ発表した「iOS 6」の「iMessage」で、同様の機能を提供する予定。ただし、iMessegeが使えるのはMacやiOS端末に限られているのに対し、MightyTextはプラットフォームに関係なくメッセージを送受信可能というメリットがある。
また、MightyTextは通常のSMSの形をとってやりとりされるため、ユーザーはSMSの料金を支払う必要があるが、これは携帯通信事業者にとっても収入源となる。
【参照情報】
・Ex-Googlers Launch MightyText, An iMessage For Android Users - TechCrunch
・250K beta testers later, MightyText launches possibly the best texting app for Android, ever - VentureBeat
・MightyText 'iMessage for Android' launching today, syncs text messages to any web browser - The Verge
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