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2017年までの世界のモバイル データ トラフィック量は年平均成長率66%

2013.02.13

Updated by on February 13, 2013, 17:00 pm JST

2013年2月6日のCiscoが発表したCisco Visual Networking Index: Global Mobile Data Traffic Forecast Update, 2012-2017によると、世界のモバイル データ トラフィックは2012年12月に月間885ペタバイトとなり、前年同月比7割増となった。

2012年末にはモバイル動画のトラフィックが全体の51%を占めた。また2012年平均のモバイル網のダウンストリーム速度は526kbpsで2011年の248kbpsから倍以上になった。スマートフォンでは平均接続スピードが2,064kbps、タブレットでは3,683kbpsだった。また4Gによる接続数のシェアは0.9%しかないが、データ トラフィック量のシェアでは14%を占める。

モバイル データ トラフィック量は2017年には月間11.2エクサバイトにまで増加すると予想し、2012年の13倍で年平均成長率は66%に上ると予想している(図1)。2013年には世界の人口以上の携帯端末が普及し、2014年には平均携帯接続スピードは1Mbpsを突破、スマートフォン利用の増加で2013年にはモバイル データ トラフィックの5割以上がハンドセットによるもの(Laptop以外)が占めるとしている。また2015年にはタブレットがトラフィックの1割を超え、2017年には月間のタブレットによるトラフィックが1エクサバイトを超えるとみている。

▼図1:月間のモバイル データ トラフィック量(2012年〜2017年)
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モバイル データ トラフィック量を地域別にみると、2017年にはアジア太平洋地域が47.1%、北米が18.7%を占める(図2)。年平均成長率では中東・アフリカが77%と最も高く、アジア太平洋地域が76%と高成長になると予想している。

▼図2:月間のモバイル データ トラフィック量(2017年、地域別)
201302131700-2.jpg

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モバイル データ トラフィック量を利用デバイス別にみると、2012年にはLaptopがトラフィックの多くを占めているが、スマートフォンやタブレットなどの新しいカテゴリーが重要な地位を占めてくる。2017年にはスマートフォンが67.5%、Laptopが14.0%、タブレットが11.7%、M2M(machine to machine)が5.1%などと予想している(図3)。

▼図3:月間のモバイル データ トラフィック量(2017年、デバイス別)
201302131700-3.jpg

動画コンテンツはビットレイトが高いので、2017年にはモバイル トラフィックの66.5%は動画が占め、年平均成長率は75%と予想している(図4)。あとは、ウェブやデータが24.9%、M2Mが5.1%、ファイル共有が3.5%と予想している(図4)。

▼図4:月間のモバイル データ トラフィック量(2017年、デバイス別)
201302131700-4.jpg

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4G の普及は世界的な現象で、2017年には4Gによる接続比率は北米で31%、西欧では18%、韓国は72%、日本では36%になると予想している。2012年に4Gによる接続数のシェアは0.9%しかないが、データ トラフィック量のシェアでは14%を占める(図5)。これが2017年には4Gによる接続数のシェアは10%で、データ トラフィック量のシェアでは45%を占めると予想している(図5)。

▼図5:月間のモバイル データ トラフィック量(2012年と2017年、世代別)
201302131700-5.jpg

【情報ソース】
2013年2月6日のCiscoのレポート
Cisco Visual Networking Index: Global Mobile Data Traffic Forecast Update, 2012-2017

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