ドコモまた苦戦、ソフトバンクとKDDIは堅調--4月の事業者別契約数
2013.05.09
Updated by WirelessWire News編集部 on May 9, 2013, 18:16 pm JST
2013.05.09
Updated by WirelessWire News編集部 on May 9, 2013, 18:16 pm JST
電気通信事業者協会(TCA)は2013年5月9日、2013年4月末の携帯電話などの事業者別契約数の統計数値を発表した。携帯電話キャリアーの純増数は、ソフトバンクモバイルが首位を堅持。NTTドコモは1300件の純増と40万件の純増だった前月から一転して苦戦を強いられている。
携帯電話の総契約数は1億3220万件で前月比0.4%の増加。事業者別の純増数は、ソフトバンクモバイルが26万4400件、KDDIが20万9500件と安定した数値を残したのに対して、NTTドコモは1300件と振るわなかった。NTTドコモは、関東甲信越以外の地方ではすべて純減となる苦戦ぶりで、春モデルのカンフル剤が2カ月しか効果を残さなかったことになる。LTEサービス単独の数値を唯一公表しているNTTドコモのXiは、4月の純増が66万7800件で累計契約数を1223万3800件に伸ばした。
ウィルコムのPHSは純増が3万8500件、累計契約数は512万4400件とした。BWA(Broadband Wireless Access)は総契約数が546万件。WiMAXサービスを提供するUQコミュニケーションズは、4万9700件の純増で、累計契約数が413万3900となった。ソフトバンクモバイルの「SoftBank 4G」に回線を提供しているWireless City Planningは、10万9400件の純増と好調で累計契約数を132万6100件へと伸ばした。
【報道発表資料】
・2013年04月末現在 事業者別契約数
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら