ツイッター、Eコマース関連分野参入へ - 元チケットマスターCEOを責任者に
2013.08.28
Updated by WirelessWire News編集部 on August 28, 2013, 13:11 pm JST
2013.08.28
Updated by WirelessWire News編集部 on August 28, 2013, 13:11 pm JST
株式公開を視野に入れて収益拡大を図るツイッター(Twitter)が、新たにEコマース関連分野を担当する幹部を任命したことが明らかになったという。
ツイッターで初のコマース担当幹部に任命されたのは、最近まで米チケットマスターのCEOを務めていた。ネイサン・ハバード(Nathan Hubbard)氏という人物。同氏はツイッターでの業務について、「商品を販売している方々のところに赴き、ツイッターを利用してより効果的に商品を販売できるよう手助けをする」とBloombergに語っている。また収益化の方法については、外部の商品販売や決済サービス事業者などと提携し、売上に応じて手数料を得ることなどを想定しているという。
ツイッターでは今年5億8200万ドル程度の売上が見込まれており、来年には売上10億ドルを目指すとする目標も明らかにしている。またこれまでに大手ブランド向けのPromoted Tweetsなどの広告商品を提供していることに加え、たとえばAmerican Expressと提携し、ユーザーのクレジットカード情報をツイッターのアカウントと同期させることで、同サービスから直接商品が購入できる仕組みを試みるなど、Eコマース分野への進出の準備も進めてきていたという。
【参照情報】
・Twitter Hires Commerce Chief to Add Shopping Via Tweets - Bloomberg
・Twitter Hires Its First Head Of Commerce To Make Shopping In 140 Characters A Reality - Marketing Land
・Twitter hires former Ticketmaster president Nathan Hubbard as commerce chief - The Verge
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら