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スマートウォッチ市場、2018年には出荷台数3600万台規模まで成長(ジュニパー予想)

2013.08.28

Updated by WirelessWire News編集部 on August 28, 2013, 13:35 pm JST

米調査会社ジュニパー・リサーチ(Juniper Research)が現地時間28日に発表したスマートウォッチ市場についての新たなレポートによると、世界のスマートウォッチ市場は2018年までに出荷台数3600万台の規模にまで成長する見通しだという。

同レポートでは、スマートウォッチの定義に関し、スマートフォンやタブレットと組み合わせて使う「ダッシュボード/コンソール」タイプと、身体運動を計測したり、チケットの予約や支払いなどをすることができる「マルチ・ファンクション」タイプの2種類に分類している。このうち、市場の成長を牽引するのは後者の「マルチ・ファンクション」タイプで、アップル(Apple)やサムスン(Samsung)といった大手メーカーが牽引役を果たすことになりそうだとジュニパーは指摘しているという。

なお、この話題を取り上げたGigaOMでは、単にモバイル端末の機能をウェアラブル端末に拡張させるだけのアプローチでは発展の可能性が限られているとし、「コンテクスト・データ」活用の重要性に指摘。これによると、すでに「Google Now」のサービスで一部実装され始めているような、日時や位置情報などを踏まえた的確な情報を自動的に表示する機能を持った端末が表れれば、スマートウォッチ分野のゲームチェンジャーになるなどと述べている。

【参照情報】
Press Release: App-enabled Smart Watch Shipments to Reach 36 Million by 2018, Driven by New Multi-function Segment - Juniper Research
Why Juniper Research's prediction of 36M smartwatches in 2018 misses the mark - GigaOM

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