アップル製品プレスイベント速報:iPhone 5c と iPhone 5s の販売にドコモが正式参戦
2013.09.11
Updated by Yuko Nonoshita on September 11, 2013, 15:00 pm JST
2013.09.11
Updated by Yuko Nonoshita on September 11, 2013, 15:00 pm JST
Appleは9月10日(日本時間は11日)にUS本社で開催した製品発表会で iPhone 5c と iPhone 5s の2機種をリリースした。日本からはソフトバンクとauに加え、とうとうあのドコモからも発売されることが正式確定した。しかも、USの発表会の最後にわざわざロゴを見せて紹介するという特別扱いであった。
ただし、記事掲載時点でアップルのサイトに発売先としてソフトバンクショップとauショップの記載はあるが、ドコモは見当たらない。だが、11日に日本で開催されたプレスイベントでは、実機のハンズオンがあり、そこではソフトバンク、auと共にドコモの端末もあった。なお、日本での本体価格や料金体系などはアップルからは発表されなかった。発売時期だが、iPhone 5cは9月13日から予約受け付けを開始し、20日に発売。iPhone 5sは予約受け付けなしで同20日発売とアナウンスされたが、販売方法についてはふれられなかった。
以下はハンズオンで両製品を実際に操作した印象などを紹介する。
本体はグリーン、ブルー、イエロー、ピンク、ホワイトの5色展開で、容量は16GBと32GBの2タイプあり。
本体はアンテナの役目も果たスチール製のボディをハードコート皮膜されたポリカーボネートで包み込みレーザーで隙間なく溶接されている。全体的に丸みがあり、手にすっぽり収まる感じ。とても軽く感じられるが、プラスティック特有の安っぽさはなく、どのカラーバリエーションもアップルらしい仕上がりになっている。上部の電源ボタンをはじめボリュームコントロールやミュートの切り替えボタンも同色のポリカーボネイトで仕上げられ、継ぎ目はまったくない。
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背面にドットホールが並ぶユニークなデザインの専用カバーはブラックが加わった全6色。材質はマイクロファイバーで裏打ちされたシリコンで手に持った時にしっくりくる感じでラバーっぽさもなく、見た目も質感がある。組合せもいろいろ楽しめそうだ。
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本体はスペースグレイ、ゴールド、シルバーの3色で、容量は16GBと32GB、64GBの3タイプがある。
正面のディスプレイ周辺と背面の色は同じで、素材もサイズも5と同じだが新しい色味のせいか、やや落ち着いた感じがする。周辺部分はボタン部分なども美しく仕上がっている。
8メガピクセルiSightカメラはf/2.2の絞りでより明るくなり、連写モードとビデオの3倍ズームが追加されたほか、スローモーション撮影も可能。ホワイトとアンバーのデュアルLEDのTrue Toneフラッシュは縦にやや長く、被写体に合わせて光の色が調整できる。
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ホームボタンはスイッチ部、Touch ID と呼ばれる指紋認証センサー、ステンレススチール製のリング、サファイアクリスタルの4つで構成され、3色に合わせて色も異なっている。Touch IDでロック解除する場合、スリープからは軽くクリックが必要だが、画面が点いている状態では本当にふれるだけで認証される。クリックの感度は高く、長押しするとSiriに切り替わる。また、従来のパスコード機能も残されている。
高級な質感のあるレザーチックな専用カバーは全5色で展開。手触りもよく裏面は起毛仕上げにになっている。
なお、詳細な情報はこの後追加記事にて紹介する。
※9/12 1:00 専用カバーの色数につきまして、当初「6色」としておりましたが、正しくは「5色」でした。訂正してお詫びいたします。(本文は修正済み)
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登録はこちらフリーランスライター。大阪のマーケティング会社勤務を経て独立。主にデジタル業界を中心に国内外イベント取材やインタビュー記事の執筆を行うほか、本の企画編集や執筆、マーケティング業務なども手掛ける。掲載媒体に「月刊journalism」「DIME」「CNET Japan」「WIRED Japan」ほか。著書に『ロンドンオリンピックでソーシャルメディアはどう使われたのか』などがある。