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サムスンのスマートウォッチ「Galaxy Gear」続報 ー プロトタイプ画像が流出など

2013.09.02

Updated by WirelessWire News編集部 on September 2, 2013, 11:33 am JST

サムスン(Samsung)が9月4日に発表するとみられるスマートウォッチ「Galaxy Gear」についての新たな情報が伝えられている。

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[VentureBeat]

まずVentureBeatには、サムスンがアプリ開発者向けに提供するGalaxy Gearのプロトタイプと称する画像が掲載されている。この画像が付された記事にはこのプロトタイプの仕様について次のような情報が記されている。

  • 約3インチのフルカラーOLEDディスプレイ
  • スマートフォン接続用のBluetooth
  • Wi-Fi接続(スマートフォンがなくてもネット接続可能)
  • 4メガピクセルのカメラ
  • 内蔵スピーカー
  • 心拍計などのセンサー
  • サムスンの音声認識コマンドS Voiceに対応
  • 10時間駆動可能なバッテリー

またユースケース(想定される使われ方)についても次のような説明がある。

  • ジム(フィットネスクラブ)でのトレーニング中に、歩数、心拍数、カロリー(消費量)などを記録
  • 心拍数を随時記録
  • ユーザーごとにカスタマイズしたトレーニングメニューの組み立て(専用アプリ利用)
  • カメラで撮影した食事の画像からカロリー摂取量を類推・記録。

これに対し、GigaOMでは独自の情報筋からの話として、次のように記している。

  • フルカラーのOLEDディスプレイ
  • ディスプレイのサイズは画面自体が2.5インチで、本体をふくめた場合は3インチ
  • デュアルコア・プロセッサ搭載(1.5GHzで動作するサムスン「Exynos 4212」チップ)
  • ストラップの部分にカメラとマイクロフォン、小型スピーカーを内蔵。
  • NFCおよびBluetooth 4.0 LEチップをそれぞれ内蔵
  • 搭載されるAndroidはVer. 4.3(キーボード関連の機能はオフに)
  • ブラウザーは搭載されず、ネット接続はスマートフォン経由(のテザリング)となる。
  • サムスンがスマートウォッチ向けに特化したアプリ・ストアを用意し、アプリ追加にはスマートフォンなどのサムスン製端末が必要
  • バッテリー駆動時間はふつうの使い方で最大24時間、ただし積極的に利用した場合には10時間前後

なおGigaOMでは実際に発表される製品は、画像が流出したプロトタイプよりもさらに完成度が高いものになるとする話を紹介。またこの製品を接続したスマートフォン経由で通話することも可能だが、ただし現時点ではFacebookやTwitterのメッセージ通知がまだ機能していない、などと記している。

【参照情報】
This is Samsung's Galaxy Gear smartwatch: A blocky health tracker with a camera - VentureBeat
More details on Samsung's Galaxy Gear smartwatch: those images are of a prototype - GigaOM
Samsung's big Galaxy Gear smartwatch smiles for the camera - GigaOM

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