Windows Phone、欧州5ヶ国でのシェアが8.2%まで上昇
2013.09.03
Updated by WirelessWire News編集部 on September 3, 2013, 11:42 am JST
2013.09.03
Updated by WirelessWire News編集部 on September 3, 2013, 11:42 am JST
Kantar Worldpanel ComTech(以下、カンター)が実施したスマートフォン市場に関する調査によると、2013年7月までの3か月間に欧州主要国で販売されたスマートフォンの8.2%をWindows Phoneが占めたという。Windows Phone OSのシェアは昨年同時期が4.9%、今年5月までの3か月間は6.8%で、5-7月期にはリリース以来最高となった。
この調査の対象となったのはイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペインの5か国。このうちイギリス、ドイツ、フランスではWindows Phoneのシェアが約10%に近づき、さらにメキシコでのシェアは11.6%まで上昇し、Androidに次ぐ第2位につけたとTNWは記している
カンターでは、Windows Phoneのシェア拡大について、従来型携帯端末からの乗り換え需要が流れた結果で、AndroidやiOSのシェアを奪ったわけではないと分析。過去1年間にWindows Phoneを購入した顧客の42%は、それまで従来型携帯端末を利用していた層だったという。
なお欧州主要国では、Androidが昨年同時期の66.2%から69.1%へと、iOSが14.8%から17.9%へと、それぞれシェアを伸ばしている。いっぽう、ブラックベリー(Blackberry)は6.7%から2.4%へとシェアを落としている。また米国では、Androidが58.7%から51.1%へとシェアを落としたいっぽう、iOSのシェアは35.6%から43.4%へ増加。Windows Phoneのシェアは3%から3.5%へと微増、ブラックベリーのシェアは1.9%から1.2%まで交代したという。
【参照情報】
・Kantar: Windows Phone extends lead over BlackBerry across the UK, France, Germany, Italy and Mexico - TNW
・Kantar: Android Took 65% Of Sales Across Major Markets In Last Quarter; Windows Phone Grew By Tapping Dumbphone Users - TechCrunch
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら