マイクロソフト、先進型パーソナルアシスタント機能「Cortana」を開発(ZDNet報道)
2013.09.13
Updated by WirelessWire News編集部 on September 13, 2013, 11:54 am JST
2013.09.13
Updated by WirelessWire News編集部 on September 13, 2013, 11:54 am JST
マイクロソフト(Microsoft)が同社のモバイルOSの次期アップデート「Windows Phone 8.1」で、「Google Now」やiOSの「Siri」に似たパーソナルアシスタント機能を追加するという話をZDNetなどが報じている。
「Cortana」という開発名で呼ばれるこの機能は、マイクロソフトの検索エンジン「Bing」のナレッジデータベース「Satori」エンジンをベースにしており、AIベースの自動学習機能を持つものなどとされている。
The Vergeは、「Cortana」テスト版のスクリーンショットに触れながら、天気情報や通知、カレンダー上のイベント、位置情報、Bluetooth操作などを単一のインターフェイスでコントロールできるものになるのではないかと予想している。また、ZDNetのメアリー・ジョー・フォーレイ(Mary Jo Foley)氏は、「Cortanaは、BingにTellmeの音声認識技術を組み合わせ、自然言語処理やソーシャルグラフ解析機能などを追加したもの」などと記し、マイクロソフトが将来的には同技術を、Windows Phoneのほか、WindowsやXboxなどのプラットフォームでも活用できるようにしていく考えと述べている。
なお、Windows Phone 8.1アップデートのリリースは、2014年上旬と予想されている。
【参照情報】
・'Cortana': More on Microsoft's next-generation personal assistant - All About Microsoft(ZDNet)
・Microsoft's 'Cortana' is like Siri for Windows Phone - The Verge
・Microsoft is working on a Siri-like personal assistant for Windows Phone codenamed 'Cortana' - TNW
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