ブラックベリー、人員4割削減へ - 年内にリストラ実施の可能性(WSJ報道)
2013.09.19
Updated by WirelessWire News編集部 on September 19, 2013, 13:23 pm JST
2013.09.19
Updated by WirelessWire News編集部 on September 19, 2013, 13:23 pm JST
経営不振が続くブラックベリー(BlackBerry)で、年内に全従業員の最大4割を削減する可能性が浮上していると米国時間18日にWSJが報じている。
WSJではブラックベリー関係者の話として、この人員削減が全部門を対象にしたもので数千人に影響が出る可能性があると記している。ブラックベリーの従業員数は今年3月の時点で1万2700人と2年前の1万7000人から大幅に減少している。
既報の通り、ブラックベリーは先月、戦略見直しを行うための特別委員会を設け、事業売却も含む選択肢を検討していく考えを明らかにしていた。また、WSJでは、同社が今年11月の完了をメドとして売却作業を進めることを望んでいるとする話も報じていた。
同社の広報担当者はWSJに対し、「最適なポジションに最適な人材が確実に収まるまで、今後も組織再編は行なわれていくだろう」としつつ、4割という数字に関してはコメントを差し控えたという。
なお、ブラックベリーはこの日、同社のメッセージング・サービス「BlackBerry Messenger(BBM)」のAndroidアプリを今月21日に、またiPhoneアプリを同22日にそれぞれリリースすることも明らかにした。BBMを含むサービス事業は、業績不振が続く同社にとって数少ない明るい材料とされており、同事業を本体から切り離し、子会社化することを検討しているとの報道も出ていた。また同日には、Blackberry 10.2 OSを搭載する新端末「BlackBerry Z30」も発表されている。
[The new BlackBerry Z30 : BlackBerry 10, amplified]
【参照情報】
・BlackBerry to Slash Its Workforce by Up to 40% -
http://online.wsj.com/article/SB10001424127887323808204579083250005557232.html
・BlackBerry to lay off 40% of workforce - report - CNNMoney
・BlackBerry reportedly preparing to lay off up to 40 percent of workers - The Verge
・BBM Available for Android on September 21 and iPhone on September 22 - Blackberry
・Meet the New BlackBerry Z30 Smartphone with BlackBerry 10.2 OS - Blackberry
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