WirelessWire News Technology to implement the future

by Category

Twitterの評判分析をスマホから実現、KDDI研とシステムソフトが提供

2013.10.01

Updated by Naohisa Iwamoto on October 1, 2013, 18:41 pm JST

KDDI研究所とシステムソフトは2013年10月1日、Twitter上のユーザープロフィール別評判分析サービス「Social Media Visualizer」(以下、SMViz)に、スマートフォンなどから簡単に分析結果を共有できる新機能を追加すると発表した。

新機能は、SMVizのオプションサービスとして提供する「シェア」と「シェアプラス」。これらにより、スマートフォンで分析結果やコメントをリアルタイムに共有できるほか、スマートフォン上で簡易な分析まで可能になる。

具体的には、「シェア」がパソコンで分析した結果を複数のスマートフォンなどで共有できるようにする機能を提供する。 Twitter上での評判分析結果を、経営層や営業担当者のスマートフォンにリアルタイムで配信する情報共有ツールなどとして利用できる。もう1つの「シェアプラス」が、スマートフォンで簡易的な分析を行う機能。指定したキーワードについてのTweetをリアルタイムで分析し、プロフィール別の 評判を解析・可視化できる。

対応端末は、iPhone4s、iPhone5、Android OS4.0以降を搭載したスマートフォン。料金は、SMVizの基本料金がWebサービスの初期費用として5万円、月額費用が5万円から。オプション料金が、「シェア」が月額2万円、「シェアプラス」がアカウントごとに月額2千円。キャンペーンとして、10月末日までに申し込んだユーザーに対して、「シェア」「シェアプラス」のオプション料金を無料で提供する。キャンペーン期間は、2013年10月~2014年3月末となる。

【報道発表資料】
業界初! Twitter解析情報をスマホでリアルタイムに共有するツール発売

WirelessWire Weekly

おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)

登録はこちら

岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。