グーグル第3四半期決算 - 売上12%増、利益36%増、モトローラは依然として赤字に
2013.10.18
Updated by WirelessWire News編集部 on October 18, 2013, 11:31 am JST
2013.10.18
Updated by WirelessWire News編集部 on October 18, 2013, 11:31 am JST
グーグル(Google)が米国時間17日、今年第3四半期の決算を発表。同期の売上は149.8億ドル、一株あたりの利益は10ドル47セントで、いずれもアナリストらの予想ーー売上148億ドル、一株あたり利益10ドル47セントを上回る結果となった。
パートナーサイトへの支払いを除いた売上高は119億2000万ドルで、Bloombergが集計したアナリスト予想の116億4000万ドルを上回った。また純利益は前年同期から36%増加し29億7000万ドルとなった。
ユーザーによるアクセスの主流がPCからスマートフォンやタブレットがシフトするなかで、検索連動型広告のクリック単価は前年同期に比べて8%減少したが、クリック数全体が同26%増加し、単価の減少を相殺した。なお、モバイル端末からのトラフィック増加について、ラリー・ページ(Larry Page)CEOは、YouTubeへのアクセス全体に占めるモバイル経由の割合が前年同期の25%から同期には40%まで増加したと説明したという。
いっぽう、子会社のモトローラ(Motorola Mobility)では同期も売上の減少と赤字が続き、売上は前年同期から6億ドル低下、赤字幅は2億4800万ドルに拡大。ただしグーグルでは、モトローラの立て直しはまだ初期段階にあり、スマートフォン「Moto X」の売れ行きにも手応えを感じているなどとしている。
【参照情報】
・Google Inc. Announces Third Quarter 2013 Results - Google
・Google Sales Top Estimates on New Ad Formats - Bloomberg
・Google Profit Up 36% as Paid Clicks Swell - WSJ
・Google earnings beat estimates, but Motorola losses keep growing - The Verge
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