スマートフォンとタブレット、工場出荷金額で家電製品全体を上回る
2013.10.28
Updated by WirelessWire News編集部 on October 28, 2013, 12:26 pm JST
2013.10.28
Updated by WirelessWire News編集部 on October 28, 2013, 12:26 pm JST
米調査会社IHSが発表した新たなレポートによると、スマートフォンとタブレットを合わせたモバイル端末の工場出荷金額が、2013年にはその他の家電製品の合計額を上回ることになりそうだという。
[GigaOM]
モバイルを製造するメーカー各社の2013年の売上は3543億ドルに達する見込み。いっぽう、テレビ、カメラ、オーディオ、ゲーム機器、家電製品などの出荷金額は合計で3444億ドルの見込みだという。
モバイル端末の出荷金額は、アップル(Apple)が最初にiPhoneを発表した2007年時点では、家電製品の約9分の1に過ぎなかった。だが、2012年にはその差が30%に縮まり、そして今年はモバイル端末のほうが3%ほど多くなるという。
さらに今後も両者の差は拡大するとみられ、2014年にはモバイル端末のほうが22.2%、そして2017年には35%ほど多くなる見込みだという。
この話題を取り上げたGigaOMは、モバイル端末の売上が急増している理由として、新しさやブロードバンドネットワークの発達のほかに、これらの製品が一人に一台必要とされる点などを挙げている。
【参照情報】
・Tablets and smartphones: More factory revenue than all other consumer electronics combined - GigaOM
・Smartphone, Tablet Revenue Overtaking Consumer Electronics - Fox Business
・Combined Smartphone and Tablet Factory Revenue to Exceed Entire Consumer Electronics Market This Year - IHS
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