グーグルのスマートウォッチが完成間近 - まもなく量産へ(WSJ報道)
2013.10.30
Updated by WirelessWire News編集部 on October 30, 2013, 11:20 am JST
2013.10.30
Updated by WirelessWire News編集部 on October 30, 2013, 11:20 am JST
グーグル(Google)が開発中とされるスマートウォッチの完成が近づいており、同社がアジアの複数のOEMメーカーを相手に製造委託に関する交渉を行なっているとする関係者の話をWSJが報じている。
WSJによれば、Android OSを搭載するこのスマートウォッチは、グーグルのパーソナルアシスタント機能「Google Now」が統合され、ユーザーのメールやブラウジング履歴、位置情報などに基づいた天気予報やニュース、トラベルアラートなど種々の情報を提供するものになるという。
また、このスマートウォッチは他の端末ともデータなどの通信を行えるものになる見込み。グーグルは同端末の省電力性を高め、バッテリー駆動時間を伸ばすことに力を尽くしてきたという。
なお、この関係者によれば、同端末は今後数カ月で生産の準備が整う可能性があるとされている。
スマートウォッチ分野では、グーグルやアップル(Apple)を含め、多くの企業が端末開発を進めているとされてきた。このなかで、今年9月にはサムスン(Samsung)のスマートウォッチ「Galaxy Gear」が発売されたが、バッテリー駆動時間の短さや機能の少なさなどが非難を浴びていた。
ABIリサーチ(ABI Research)によれば、ウェアラブル端末の販売台数は2018年までに4億85000万台まで拡大すると予想されており、スマートウォッチ以外では、グーグルの「Google Glass」ほか、サムスン、マイクロソフト(Microsoft)などもアイウェア型の端末を開発しているとされている。
【参照情報】
・Google Nears Smartwatch Launch - WSJ
・Google smartwatch with Google Now coming sooner than expected, 'ready within months' - The Verge
・Google ready to charge into smartwatch fray, Journal says - CNET
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