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アップル、中国スマートフォン市場でシェア拡大、メーカー別で5位に上昇(第3四半期)

2013.11.08

Updated by WirelessWire News編集部 on November 8, 2013, 12:19 pm JST

調査会社カナリス(Canalys)によると、中国のスマートフォン市場では2013年第3四半期(7ー9月期)に新型iPhoneを発売したアップル(Apple)のシェアが拡大し、メーカー別ランキングでは第5位まで上昇。いっぽう、首位のサムスンはさらにリードを広げたという。

中国市場での「iPhone」出荷台数は同期に前年比32%増加、これに伴いメーカー別シェアも6%となり全体で5位に上昇したという。なお前四半期のシェアは5%、順位は7位だった。

カナリスで中国市場を担当するニコール・ペン(Nicole Peng)氏は、このアップルのシェア増加について、「iPhone 5s」ならびに「iPhone 5c」の発売を理由に挙げている。アップルは中国で、昨年までは最新iPhoneを米国や日本などに比べて数か月遅れで発売していたが、今回はは他の主要な市場と同じタイミングで新機種を投入していた。ただし、「アップルにとって、ここからのさらなる成長はかなり困難なものになるだろう」とペン氏はBloombergに語り、同社のシェアが前年同期の8%から縮小しているとも指摘している

いっぽう、同期には首位のサムスン(Samsung)がさらにリードを広げた。同社のスマートフォン出荷台数は同期に156%増を記録、メーカー別シェアは21%(前年同期は14%)まで拡大したという。

2位にはレノボ(Lenovo、13%)、3位には「Coolpad」ブランドを展開するチャイナ・ワイアレス・テクノロジーズ(China Wireless Technologies、11%)、4位にはファーウェイ(Huawei、9%)、6位にはシャオミ(Xiaomi)、7位にはZTEがランクインしている。また各社の出荷台数の伸びについては、レノボが85%増、ファーウェイが65%増、シャオミが300%超の増加となったとBloombergは述べている。

なお、カナリスは第3四半期の全世界のスマートフォン市場について、出荷台数が前年比で44%増加し、合計で2億5000万台以上となったとしている。地域別では中国(本土、香港、台湾)が前年比64%増の約1億台で、世界全体の約39%に達したいっぽう、成長率では中南米が59%で2位(出荷台数は1900万台)となり、メーカー別ではサムスン、LG、TCL-アルカテル、ノキア、ファーウェイの順となり、アップルは第7位。その他の地域については、欧州・中東・アフリカが合わせて5600万台(前年比22%増)で、メーカー別ではサムスンが50%近いシェアを獲得、2位以下はアップル(13%)、ソニー、ノキア、LGの順になったという。また中国を除くアジア・太平洋地域では、サムスン、アップル、ソニー、インドのマイクロマックスの順となった。いっぽうで、北米ではアップルが首位、サムスンが第2位で、この2社がほぼ70%のシェアを獲得したという。

【参照情報】
Apple Passes ZTE in China Smartphones With IPhone Early Release - Bloomberg
Apple reclaims fifth place in China on new iPhone sales - ZDNet
A quarter of a billion smart phones ship in Q3 2013 - Canalys

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