特許申請で明らかになったサムスンのフレキシブル・ディスプレイ搭載スマートフォン
2013.11.19
Updated by WirelessWire News編集部 on November 19, 2013, 15:39 pm JST
2013.11.19
Updated by WirelessWire News編集部 on November 19, 2013, 15:39 pm JST
サムスン(Samsung)が来年にも発売するとみられるフレキシブル・ディスプレイ技術を利用したスマートフォンについて、同社が米国で申請した関連特許の内容が米特許商標庁(United States Patent and Trademark Office)のウェブサイトで14日に公開された。
[USPTO]
サムスンが今年5月に提出した特許申請書類のなかには、ディスプレイの側面部をつかって端末のロックを解除したり、ブックマークを登録したり、充電時の進捗状況を表示したりなど、さまざまな用途が示されている。
またこの端末について先頃報じていたBloombergでは、ディスプレイの右端が外側に曲がっており、側面からでも通知を読んだり操作ができるものになるとしていた。また現時点で、このスマートフォンが「Galaxy S」シリーズや「Galaxy Note」シリーズの後継機になる可能性もあるいっぽう、まったく新たな製品ラインが作られる可能性もあるとしていた。投入の時期については、来年の第2四半期中になる可能性があるとする関係者の話が記されている。
サムスンは今年1月のConsumer Electronics Show (CES) 2013で、同様のディスプレイを搭載するプロトタイプ端末を発表。また10月には、スクリーンが内側にカーブした曲面ディスプレイを搭載する「Galaxy Round」を韓国市場で発売し、フレキシブル・ディスプレイ搭載端末のリリースにつながる実験的な試みとされていた。
曲面ディスプレイについては、サムスンとLGがすでに搭載端末を発表しているほか、アップルが来年以降の投入に向けてするとみられる新たなiPhoneに採用する可能性についても一部で報じられていた。
【参照情報】
・Samsung makes the case for 'bended' phones in latest patent application - The Verge
・Samsung plans to release smartphone with wraparound display next year: Bloomberg - The Verge
・Samsung Said to Plan Galaxy Phone Using Three-Sided Display - Bloomberg
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