世界のLTE契約数、今年末に1億7600万件に(GSMA Intelligence報告)
2013.11.28
Updated by WirelessWire News編集部 on November 28, 2013, 14:16 pm JST
2013.11.28
Updated by WirelessWire News編集部 on November 28, 2013, 14:16 pm JST
携帯通信関連の業界団体GSMアソシエーション(GSMA)の調査部門であるGSMAインテリジェンス(GSMA Intelligence)から、全世界のLTEネットワーク環境に関する新たな調査結果と見通しが発表された。それによると、全世界のLTE回線契約数が今年末には1億7600万件に達する見込みで、その8割を米国、韓国、日本の3つの市場が占めるという。
全世界のLTE契約数は、昨年6月の時点で2700万件、また今年5月には1億件に達したことが伝えられていた。GSMAインテリジェンスでは今後の見通しについて、2017年に10億人まで増加すると予想している。
2009年から始まったLTE商用サービスの普及については、2010年に14ヶ国20社だった提供者の数が今年11月には88ヶ国230社まで増加。また今年は欧州やアジア、南米、アフリカなどの各市場でもLTEサービスが開始されたことから、現在世界人口の約20%がLTEを利用できる環境にあるという。なお、国別の普及率について、韓国が全体の半数以上であるのに対し、米国は約20%に留まっているという。
そのほか、GSMAインテリジェンスでは下記の点も指摘している。
【参照情報】
・Global LTE network forecasts and assumptions, 2013-17 - GSMA Intelligence
・GSMA: Carriers will end 2013 with 176M LTE connections - almost half of them in the U.S. - GigaOM
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