スマートフォンの出荷台数、今年は10億台に - 平均単価は前年比約13%減(IDC予測)
2013.11.28
Updated by WirelessWire News編集部 on November 28, 2013, 14:47 pm JST
2013.11.28
Updated by WirelessWire News編集部 on November 28, 2013, 14:47 pm JST
米調査会社IDCから、今年のスマートフォン出荷台数と販売価格についての予測が発表されたが、それによると今年の出荷台数は前年比40%増の10億1010万台となるいっぽう、端末の平均単価は昨年の387ドルから13%低下して337ドルになりそうだという。
スマートフォン増加する見込みだが、この増加を牽引しているのが新興市場向けの安価な製品であり、この傾向が今後もしばらく続くことから、2017年には出荷台数が約16億8580万台まで増える一方、平均単価は265ドルにまで下がる見通しだという。
地域別出荷台数では、アジア太平洋地域が2013年の5億282万台から2017年には9億8600万台へ、中南米市場も9110万台から1547万台へと、それぞれ年率23%を超える成長となる見通し。いっぽう平均価格の推移では、欧州市場での下落幅が最も大きく、2013年の419ドルから2017年の259ドルへと年率約9%低下、またアジア太平洋地域でも2013年の262ドルから2017年の215ドルへと年率8.9%低下するとみられている。
[TNW]
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【参照情報】
・IDC: Smartphone shipments to surpass 1 billion units in 2013, up 39.3% as average prices decline 12.8% - TNW
・Smartphone race to pricing bottom underway, says IDC - ZDNet
・IDC Estimates Smartphone Prices to Drop 13% in 2013 - WSJ
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