古くはロゼット洗顔パスタからクレアラシルやビフナイト、プロアクティブと、ニキビの薬は次々に発売されてきたが、スマートフォンを活用してニキビケアができるデバイスとアプリが開発されている。
2007年創業のmySkin社(ニュージャージー州ジャージーシティ)が開発中のScanZはスマートフォンに接続する皮膚診断デバイスで、顔などの皮膚をスキャンして分析する。さらに連動するアプリを起動して、生活習慣や食事などに関する質問に答えると「診断」してアドバイスしてくれる。「アクネ・アルゴリズム」によって、個人個人の状態に応じて、どういったケアをすればニキビが治るのか、それまでの日数はどの程度なのかが分かるという。価格は249ドルで2014年5月までの発売開始を目指している(先行予約価格は169ドル)。
ニキビ対策用のアプリはすでに多数出回っているが、中にはニキビの跡を根絶すると誇大広告を行っているアプリもあって、連邦取引委員会から指摘を受けているメーカーもあるようだ。
【参照情報】
・mySkin社のウェブサイト
・Every teenager's dream mobile app?
・Gadget that helps track, predict acne to launch
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