iPhoneなどスマートフォンにはカメラ、プロセッサ、メモリ、入出力インタフェースのほか、センサーが搭載されているのでさまざまなアクセサリーが開発されてきた。
サンフランシスコのスタートアップ、Romotive社のRomo(149ドル)はiPhoneを載せると走るロボットで、iOSデバイスがもう1台あれば、そこからWiFiでリモートコントロールすることができる。ペットのネコと遊んだり、走らせながら写真やビデオを撮影することもできる。プログラミングの基礎を学ぶこともできる。
すでに販売開始から2年ほど経過しているが、今年のクリスマス商戦を前に「チェイス」という機能が追加された。iPhoneアプリにカラーボールなどの色と形を憶えさせると、その物体を追いかける(チェイスする)という自律的かつインテリジェントな機能だ。これまで受け身だったロボットが初めて積極的に自分から動くようになった。
Romoは子供にも楽しめる高価なオモチャではあるが、グラフィカル・インタフェースを使って行動をプログラムして楽しむことができる。子供が楽しみながらプログラミングの基礎を学ぶことができるし、将来的には顔認識など機能をさらに追加して、ロボットが生活の中に入ってくるようになるらしい。
【参照情報】
・Romotiveのウェブサイト
・Romotive partners with Brookstone to bring Romo iPhone robot to retail starting today
・That little robot is chasing me. How cool is that?
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