フェイスブック、今週中にも米で動画広告の取り扱いを開始(WSJ報道)
2013.12.17
Updated by WirelessWire News編集部 on December 17, 2013, 16:27 pm JST
2013.12.17
Updated by WirelessWire News編集部 on December 17, 2013, 16:27 pm JST
フェイスブック(Facebook)が今週木曜日から米国で動画広告の配信に乗り出すと、米国時間17日にWSJが報じた。同社は同17日にも同サービスの概要を発表する見通しだという。
フェイスブックのこの動画広告は、モバイル端末とPCの両方に配信され、ユーザーのニュースフィードに表示された広告は自動再生されるものになるとWSJは記している。また、第一弾として映画『Divergent』の広告が配信されることが決まっているという。
いっぽう、動画の長さや掲載料はいまのところ不明だが、長さは最長15秒程度になる可能性が高く、広告料金は1日あたり200万ドル(18-54歳のユーザー全員に対して表示)程度に設定する考えを以前にフェイスブック幹部が明らかにしていたという。
WSJによると、米動画広告市場の規模はテレビとネットを合わせて664億ドル。また広告クライアント各社の間からはフェイスブックに対して動画広告の取り扱いを求める声が以前から上がっており、一部の企業では今年夏の配信開始を想定して動画広告を制作していたところもあったという。ただし、この際には画面表示スピードの低下など技術的な課題が解決されず、フェイスブック側がサービス投入を見送ったため、企業側からは不満の声も上がっていたとWSJは記している。
【参照情報】
・Facebook to Sell Video Ads - WSJ
・WSJ: Facebook's autoplaying video ads launch this week - Engadget
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