Firefox OSをスマートテレビに - モジラとパナソニックが提携発表
2014.01.07
Updated by WirelessWire News編集部 on January 7, 2014, 17:13 pm JST
2014.01.07
Updated by WirelessWire News編集部 on January 7, 2014, 17:13 pm JST
モジラ(Mozilla)とパナソニックが次世代スマートテレビ向けのOS開発や普及などで協力することになった。米国時間6日に「CES 2014」で発表されたこの提携を通じ、パナソニックはFirefox OSを搭載するスマートテレビの製品化を進めるほか、将来的にはスマートホームの中核となるテレビの開発なども想定しているという。
両社はまた、PCやモバイル端末向けに開発されたHTML5ベースの技術やウェブAPIなどを活用しながら、外部の開発者が次世代テレビ向けのアプリやクラウドサービスなどを簡単に開発できるようにしていくという。
パナソニックはTNWに対し、今回の提携の理由について、Firefox OSのオープンな体制を挙げている。ウェブベースのFirefox OSでは、どの企業でもアプリやコンテンツを配信するマーケットプレイスを設立・運営できるほか、場合によってはユーザーに直接アプリやコンテンツを提供することも可能で、OS開発元の管理が厳しい他のモバイルOSプラットフォームとはそうした点が異なるなどとしているという。
【参照情報】
・Mozilla and Partners to Bring Firefox OS to New Platforms and Devices - Mozilla
・Mozilla partners with Panasonic to bring Firefox OS to the TV, details progress on tablet and desktop versions - TNW
・Panasonic and Mozilla join forces to develop Firefox OS-powered Smart TVs - The Verge
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら