チャイナモバイルへの「iPhone 5s」初回出荷台数は約140万台(WSJ報道)
2014.01.15
Updated by WirelessWire News編集部 on January 15, 2014, 16:02 pm JST
2014.01.15
Updated by WirelessWire News編集部 on January 15, 2014, 16:02 pm JST
昨年末にアップル(Apple)「iPhone」の正式な取り扱い開始を発表し、17日に発売開始を予定しているチャイナ・モバイル(China Mobile)に対して、同製品の製造を請け負うフォックスコン(Foxconn)から100万台を超える「iPhone 5s」が出荷された可能性があるとWSJが米国時間14日に報じた。
WSJでは、情報筋の話として、先週チャイナモバイルに対して約140万台の「iPhone 5s」が出荷されたと記している。またこの関係者は「単一の通信事業者に対する1か月の出荷台数としては、140万台というのは相当な数」としながら、「次回以降の出荷台数をまだ知らされていないため、全体としてどの程度の需要が見込まれるかは不明」などと述べたという。
また、WSJではガートナー(Gartner)アナリストの話として、2013年1−9月の中国市場における「iPhone」の販売台数があわせて1850万台だったとし、その上にこれまで取引のなかったチャイナ・モバイルだけでひと月あたり100万台以上販売できるとすれば、アップルにとってはかなりの売上増加につながる可能性もあると記している。
チャイナ・モバイルのiPhone販売台数については、金融アナリストなどからさまざまな予想が出されている。以前には、たとえばパイパー・ジャフレイ(Piper Jaffray)のジーン・マンスター(Gene Munster)氏は最大で1700万台、ISIのブライアン・マーシャル(Brian Marshall)氏は3900万台、カンター・フィッツジェラルド(Cantor Fitzgerald)のブライアン・ホワイト(Brian White)氏は2000万〜2400万台、ウェッジ・パートナー(Wedge Partners)のブライアン・ブレア(Brian Blair)氏が1800万〜2000万台などの予想が出されていた(いずれも「iPhone 5c」も含む2014年の年間販売台数)。
なお、調査会社カナリス(Canalys)によれば、昨年第3四半期時点での中国スマートフォン市場におけるアップルのシェアは6%で、サムスン(Samsung)、レノボ(Lenovo)、ユーロン(Yulong)、ファーウェイ(Huawei)に続く5位となっている。
【参照情報】
・Foxconn Ships Over 1 Million iPhone 5Ss to China Mobile - WSJ
・China Mobile snags 1 million iPhone 5S units -- report - CNET
・Foxconn reportedly ships nearly 1.5M iPhone 5s units for China Mobile launch - Apple Insider
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