ドロップボックス、評価額100億ドルに - 2億5000万ドルを新たに調達
2014.01.20
Updated by WirelessWire News編集部 on January 20, 2014, 13:15 pm JST
2014.01.20
Updated by WirelessWire News編集部 on January 20, 2014, 13:15 pm JST
クラウドベースのファイル同期・ストレージサービスを提供するドロップボックス(Dropbox)が、最新の資金調達で新たに2億5000万ドルの資金を確保。これに伴い、同社の評価額が100億ドルに達した可能性があるという。
WSJでは、ドロップボックスがプライベートエクイティ(PE)ファンドのブラックロック(Black Rock)などから推定2億5000万ドル程度を調達したと報道。いっぽうRe/codeでは、フィデリティ(Fidelity)ならびにT・ロウ・プライス(T.Rowe Price)が追加出資する可能性も残っており、これが実現すれば調達額はあわせて4億ドル規模に達することもあり得ると記している。
ドロップボックスは2011年後半にやはり2億5000万ドルの資金を調達していたが、その際の評価額は40億ドルだった。
WSJによれば、ドロップボックスの売上は2011年が4600万ドル、2012年が1億1600万ドル、2013年が推定2億ドル超と急増してきているという。また、Bloombergでは、同サービスのユーザー数が約2億人に達しており、2010年末の時点から10倍以上になっているとしている。また有料サービスのユーザー数も400万社以上に増えているという。
いっぽう、同社と競合するクラウドストレージサービスを提供するボックス(Box)は先月、20億ドルの評価額で1億ドルの資金を調達していた。
【参照情報】
・Dropbox Raises About $250 Million at $10 Billion Valuation - WSJ
・Dropbox Value Said to Be $10 Billion in BlackRock Funding - Bloomberg
・Dropbox Fundraising Could Actually Be as Much as $400 Million - Re/code
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