テレフォニカとLineが提携 - 「Firefox OS」端末にLineアプリ提供
2014.02.06
Updated by WirelessWire News編集部 on February 6, 2014, 15:26 pm JST
2014.02.06
Updated by WirelessWire News編集部 on February 6, 2014, 15:26 pm JST
スペインの大手携帯通信事業者テレフォニカ(Telefonica)の開発・販売する「Firefox OS」端末に、Lineアプリが搭載されることになったという。
両社が4日に明らかにしたところによると、テレフォニカではこの契約にもとづき、同社がベネズエラ、ペルー、スペイン、コロンビア、ウルグアイ、ブラジル、メキシコなどで販売する「Firefox OS」端末にLineアプリを独占的に搭載できることになるという。
またテレフォニカは今後発売する「Firefox OS」端末にLineをデフォルトアプリとしてインストールすることも計画。さらに、両社は今後上記の国々におけるマーケティング・キャンペーンにおいても協力していくという。なお、両社の契約に含まれる国は今後さらに増える見込み。
テレフォニカはスペイン語圏を中心とする24の市場でサービスを展開しており、現在3億2000万人の契約者がいる。同社は昨年「Firefox OS」搭載端末の提供を開始し、とくに新興市場での同端末普及を目指している。
Lineはアジアを中心に3億人以上のユーザーがおり、メッセージングアプリでは「WhatsApp」「Facebook Messenger」「WeChat」などに続く人気を誇るとされる。同社は昨年から米国市場でのユーザー拡大を目指していたがいまのところ成功にはいたっておらず、その後南米やスペインなどの市場に取り組みの重点を移す考えを明らかにしていた。
Lineの欧州・米国法人のジニー・ハン(Jeanie Han)CEOは、テレフォニカとの提携について「欧州や南米で顧客ベースの拡大を目指すわれわれの意気込みを強調するもの」としているという。
【参照情報】
・Telefonica partners with Line for Firefox OS push - GigaOM
・Telefónica lands exclusive deal to bring chat app Line to Firefox OS in Europe and Latin America - TNW
・Line Messaging App Inks Deal With Carrier Telefónica For Exclusivity In Key Firefox OS Markets - TechCrunch
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