グーグル、ビデオ会議システム「Chromebox for meetings」を発売
2014.02.10
Updated by WirelessWire News編集部 on February 10, 2014, 12:39 pm JST
2014.02.10
Updated by WirelessWire News編集部 on February 10, 2014, 12:39 pm JST
グーグル(Google)が米国時間6日、Chrome OSを使用したビデオ会議システム「Chromebox for meetings」を米国市場向けに発売した。
この製品パッケージには、インテル(Intel)のCore i7を搭載したChromeboxのほか、ロジクール(Logitech)のHDウェブカメラ、Jabraのスピーカーホン、リモコンが含まれ、価格は999ドル。なお、スクリーンは別途用意する必要があるほか、グーグルのクラウドサービス利用料が年間250ドルかかるという。
また、当初は米国のみでの発売となるが、日本、オーストラリア、カナダ、フランス、スペイン、英国、ニュージーランドでも今年中の発売が予定されているという。
グーグルの社内では、すでに類似のビデオ会議システムが導入され、遠隔オフィス間のコミュニケーションなどに日常的に利用されている。また社内システムを開発したのと同じチームが今回発表された技術の製品化を担当したという。
このビデオ会議システムはGoogle+のハングアウト機能を利用しており、GmailユーザーならPC端末やタブレット、スマートフォンなどからもビデオ会議に参加することが可能。またGoogleカレンダーとも同期できるため、会議室とChromebox端末をネットワークでつなげることで、予約のダブルブッキングを防いだり、次の会議の予定を表示させたりすることも可能という。そのほか、現在話をしている参加者の名前をハイライトさせたり、話をしている参加者のマイクがオフになっている場合にアラートを表示するなど、会議を円滑に進めるための様々な機能も備わっているという。
【参照情報】
・
Google wants to replace your office's teleconference system with a $999 Chromebox - The Verge
・With Its Tiny PC, Google Makes a Play for Your Conference Room - Wired
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