グーグル、10Gbpsの超高速通信技術を研究
2014.02.17
Updated by WirelessWire News編集部 on February 17, 2014, 10:35 am JST
2014.02.17
Updated by WirelessWire News編集部 on February 17, 2014, 10:35 am JST
グーグル(Google)のパトリック・ピシェット(Patrick Pichette)CFOは米国時間12日、ゴールドマンサックス(Goldman Sachs)主催のカンファレンスで行った講演のなかで、同社が毎秒10ギガビット(Gbps)の次世代データ通信技術の研究を進めていることを明らかにした。
グーグルは現在、米カンザス州など一部の地域で「Google Fiber」(毎秒1Gbps)を提供しはじめている。ただし、同社では将来的に大量のデータを処理するウェブアプリの利用が増大するとの前提で、3年後の実現を目標に10Gbpsの研究を進めているという。なお、Digitaltrendsによると、米国のブロードバンドサービスの平均通信速度は9.8Mbpsに過ぎないという(CNETでは平均速度を7.2Mbpとしている)。
Google Fiber事業の責任者がなぜ数年先まで実現されない技術にいま言及したかは不明。ただし、CNETでは、ネットフリックス(Netflix)が今年から開始を予定する4K動画のストリーミング配信について、15Mbps程度の通信速度が必要になると記している。
【参照情報】
・Google working on 10 gigabit Internet speeds - USA Today
・Google Fiber too slow? 10 gigabit Internet is in the works at Google - Digitaltrends
・Google works toward 10Gbps Internet connections - CNET
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