アップル、医療機器・自動車分野への事業拡大に関心(SF Chronicle報道)
2014.02.17
Updated by WirelessWire News編集部 on February 17, 2014, 11:53 am JST
2014.02.17
Updated by WirelessWire News編集部 on February 17, 2014, 11:53 am JST
アップル(Apple)が新規事業の分野として、医療機器ならびに自動車関連の2つに関心を寄せている可能性があるとする話がThe San Francisco Chronicleで報じられている。
同紙は、アップルでM&A部門の責任者を務めるアドリアン・ペリカ(Adrian Perica)氏という幹部が、昨年春に電気自動車メーカー、テスラ・モータース(Tesla Motors:以下、テスラ)のイーロン・マスク(Elon Musk)氏と会談し、またこの話し合いにティム・クック(Tim Cook)CEOも同席した可能性があるとしている。ただし話し合いの内容は不明で、アップルによるテスラの買収や、アップルからテスラへの資金提供など、いくつかの可能性が挙げられている。
いっぽう、医療機器分野については、アップルがTHXオーディオシステムの開発者として知られる著名な音響エンジニア、トムリンソン・ホルマン(Tomlinson Holman)氏と協力し、動脈を通る血液の音で心臓発作の発生を予測する新たな方法や端末の開発を検討していると可能性があるという。
アップルがモバイルヘルスやフィットネスの分野に関心を抱いているとする話は、これまでに何度か報じられていた。たとえば今月はじめには、同社の幹部らが昨年末、米食品医療局(US Food and Drug Administration、FDA)内の医療端末や医療アプリに関連する部署の幹部らと協議を行ったとの話や、同社が生理学の研究者を人材募集しているとする話も出ていた。
【参照情報】
・Apple exploring cars, medical devices to reignite growth - SF Gate
・Apple's M&A chief reportedly met with Tesla CEO Elon Musk - CNET
・Apple reportedly working on a device to predict heart attacks - The Verge
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら