グーグル、韓国LGとAndroid搭載スマートウォッチを開発か
2014.02.24
Updated by WirelessWire News編集部 on February 24, 2014, 17:55 pm JST
2014.02.24
Updated by WirelessWire News編集部 on February 24, 2014, 17:55 pm JST
グーグル(Google)がAndroid OSを搭載するスマートウォッチの開発を、韓国LGと進めているとする情報筋の話を複数の媒体が報じている。
WSJによれば、この話は欧州時間24日から「Mobile World Congress 2014」が開催されるバルセロナで関係者が明かしたもので、グーグルは将来的に「Nexus」シリーズのスマートフォンやタブレットのように、LGだけではなく他のハードウェアメーカーともスマートウォッチ開発で協力する可能性があるという。また、CNETによれば、グーグルはスマートウォッチ向けのAndroid OSを3月に発表し、その後6月に開催予定の開発者向け「Google I/O」カンファレンスでLGと開発したスマートウォッチを発表すると見られている。
グーグルが開発中とされるスマートウォッチに関しては、昨年10月に完成が間近だとする関係者の話をWSJが報じていた。この時には、同スマートウォッチについて、グーグルのパーソナルアシスタント機能「Google Now」が統合され、ユーザーのメールやブラウジング履歴、位置情報などに基づいた天気予報やニュース、トラベルアラートなど種々の情報を提供するものになるという話も伝えられていた。
スマートウォッチ分野では、グーグルやアップル(Apple)を含め、多くの企業が端末開発を進めているとされてきた。このなかで、昨年9月にスマートウォッチ「Galaxy Gear」を発売していたサムスンは先ごろ、同端末の最新モデル「Gear 2」、「Gear 2 Neo」を発表。両機種ではAndroidOSに代わって、サムスンがインテル(Intel)などと開発を進める「Tizen OS」が採用されていた。
ABIリサーチ(ABI Research)によれば、ウェアラブル端末の販売台数は2018年までに4億85000万台まで拡大すると予想されている。またジュニパー・リサーチ(Juniper Reserach)の調査では、同年までにウェアラブル端末の市場規模は190億ドルまで拡大すると見られている。
【参照情報】
・Google, LG working on smartwatch to be unveiled in June - CNET
・Google Readying Android Smartwatch with LG - WSJ
・LG is reportedly building Google's smartwatch - The Verge
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