アップル、「Siri」関連で外部アプリ開発者への働きかけ強化 - iWatch投入を視野に
2014.03.06
Updated by WirelessWire News編集部 on March 6, 2014, 12:18 pm JST
2014.03.06
Updated by WirelessWire News編集部 on March 6, 2014, 12:18 pm JST
The Informationによると、アップル(Apple)がiOSのパーソナル・アシスタント機能「Siri」をより多くの外部アプリ/サービス開発者に採用してもらうべく、各社への働きかけを強化しているという。またiWatchへのSiri搭載に向けた動きもみられるという。
同ブログによれば、アップルはSiriの検索機能の強化や機能自体の拡大を目指しており、その一環としてサードパーティ製アプリでのSiri活用を想定しているという。Siriではいまのところ天気予報を調べたり、ウェブ上の情報を検索することなどはできるものの、レンタカーやホテルの予約などはまだ可能になっていない。また「Fandango」からの映画チケット購入や「OpenTable」でのレストラン予約など、一部の外部サービスにはSiri経由でアクセスできるが、アップルではどのアプリ/サービスでもこうした機能が使えるようにすることを目指しているという。ただし、この話に触れたiMoreでは、SiriのAPIを一般開発者に公開するというやり方では、同種のアプリで競合する可能性などがあるため大きな混乱が生じやすいなどと指摘している。
The Informationはまた、アップルがより小さな画面に対応するSiriの開発を検討しているとする話も伝えており、これが同社が開発中とされるウェアラブル端末「iWatch」で利用できるようになるのではないかと指摘しているという。
【参照情報】
・Apple reportedly working on expanding Siri partnerships, iWatch support - iMore
・Apple Working On More Third-Party Integrations For Siri With iWatch In Mind, Report Claims - TechCrunch
・Apps Emerge as Key Battleground in Mobile Search - The Information
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