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3月の純増トップはソフトバンク、契約数公表は四半期ごとに変更

2014.04.07

Updated by Naohisa Iwamoto on April 7, 2014, 19:27 pm UTC

電気通信事業者協会(TCA)は2014年4月7日、2014年3月末の携帯電話の契約数を公表した。純増はソフトバンクモバイルが首位に返り咲き。TCAは毎月の契約数公表を、今後は四半期ごとに変更すると併せて公表した。

3月末の携帯電話の大手3社の契約数は1億3955万2000件だった。内訳はNTTドコモが6258万9700件、KDDIが4000万の大台を超えて4002万7300件、ソフトバンクモバイルが3527万5300件となっている。春商戦としては、契約数は前月比1.2%、純増は165万9700件と大きな伸びを見せた。

純増数はNTTドコモが51万5500件、KDDIが49万4600件、ソフトバンクモバイルが64万9500となり、ここ5カ月はドコモとソフトバンクが交互に首位に立つ状況だ。通信モジュールの純増数はドコモが6400件、KDDIが4万3200件、ソフトバンクが15万9400件だった。このため、全体から通信モジュールを差し引いたスマートフォンや携帯電話などの純増数はドコモが50万9100件、KDDIが45万1400件、49万100件と3社が拮抗する数値が得られた。NTTドコモのLTEサービス「Xi」は、純増が141万1000件で、累計契約数が2196万5400となった。

TCAでは、3月末の数字をもって月次の携帯電話の事業者別契約数の公表を取りやめる。今後は四半期ごとの公表に変える。TCAは1996年から月次の契約数を公表してきたが、「市場が成長期から成熟期に移行したことで、一定の役割を終えた」と判断し、月次から四半期ごとの公表に切り替えるという。3月は最も契約が伸びる月であり、今年はMNPによる高額なキャッシュバック競争が繰り広げられたこともあり、大きな純増が見られた。しかし、4月に入りキャッシュバック競争の沈静化と消費税増税がダブルのしかかり契約数の伸びが期待できないことも、月次の公表の取りやめを後押ししたと見られる。

各事業者が発表しているMNPによる転出入の状況は、NTTドコモが9万3800の転出超過、KDDIは5万2300台の転入超過、ソフトバンクモバイルは4万6600件の転入超過だった。

【報道発表資料】
2014年03月末現在 事業者別契約数
携帯電話事業者別契約数の公表方法変更について

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。