アマゾン、「Fire TV」を発売 - ゲーム機兼用の音声検索機能付きセットトップボックス
2014.04.03
Updated by WirelessWire News編集部 on April 3, 2014, 15:58 pm JST
2014.04.03
Updated by WirelessWire News編集部 on April 3, 2014, 15:58 pm JST
アマゾン(Amazon)は米国時間2日、同社初のセットトップボックス(STB)となる「Fire TV」を発表した。本体をテレビに接続することで、映画やテレビ番組、写真などを視聴・閲覧できるほか、ゲームを楽しむことも可能だという。
[Amazon Fire TV hands-on: Prime comes to your living room - The Verge]
「Fire TV」はクワッドコアCPUと2GBのRAMを搭載し、「Apple TV」「Roku 3」「Google Chromecast」といった競合製品に比べて最大で約3倍の高速処理が可能。またユーザーが興味を持つと思われるコンテンツを自動的に予測して再生する「ASAP」機能や、音声認識機能を利用したコンテンツの検索機能も付属するという。コンテンツに関しては、Hulu、Netflix、YouTube、Vimeo、MLB.tv、NBAなどの番組が視聴でき、さらに来月までには数千タイトルのゲームも品揃えに追加される予定。
そのほか、特定のタイトルを最も安い価格で提供しているサービスを検索できる機能も搭載されているが、リリース時点でこの機能に対応しているのは「Amazon Instant Video」および「Hulu Plus」に限られる。
アマゾンのピーター・ラーセン(Peter Larsen)氏という幹部は記者発表のなかで、競合する他社製品の問題点として「パフォーマンス」「閉じたエコシステム」「検索」の3点を挙げ、そうした問題を解決する端末として「Fire TV」を紹介したという。
「Fire TV」は同日より、amazon.comで99ドルで販売されている。
【参照情報】
・Amazon Fire TV
・Amazon announces $99 Fire TV set-top box, available now - The Verge
・Amazon Fire TV hands-on: Prime comes to your living room - The Verge
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